アトリエ・マーニは、奈良県の古民家でふだん使いのうつわや小物を夫婦で作っている小さなアトリエです

アトリエは、奈良の古民家をお借りして自分でリノベーション中、現在進行形です

アトリエの名前の由来は、ふたりが大好きな映画「しあわせのパン」の中に登場するパンカフェ「マーニ」の店名をまねて名付けました。マーニというのは、Wikipediaによると北欧神話に登場する月の神なのだそうです

ロゴマークのモチーフになっているのは、旧暦13日の月(なかでも旧暦9月13日の月は豆や栗を供えて月見をすることから「豆名月」とか「栗名月」ともいわれているそう)、まんまるでもなく三日月のように特徴的でもなく、ゆるい形がお気にいりです

奥さんはうつわへの絵つけやキャラクターを使った小物を作り、私はなにげない日常の中にとけ込むことができるような、ふだん使いのうつわを好んで作陶しています

私の経歴を少し書いておくと、デザイン系の専門学校を卒業後に大手家電メーカーの海外広告を担うデザイン会社に就職、その後に独立、10年目に法人化したタイミングくらいに業務内容をインターフェイス系のデザインに転換して、スマートフォンやウェブコンテンツの画面デザインを手がけるようになり現在に至ります

スマートフォン関連で手がけたものでは、代表的なもので、天気予報アプリの「そら案内」、リアルタイム降雨情報アプリの「アメミル」、電子書籍を快適に楽しむアプリ「i文庫」シリーズ、癒し系アプリの「SmartTub」などがあります

そら案内SmartTubでは、アプリの画面デザイン以外にも、公式サイトのデザインやコーディングも手がけていて、このオンラインストアアトリエのブログも自身で作成しました

そんな業務をメインにしながら、実際に手にとって実感できるモノのデザインにも興味をもったのがうつわを作り始めたきっかけです

何気ない日々を大切に思い暮らし、その日常にとけ込むように、そしてさりげなくそこにあるふだん使いのうつわ、そんなアイテムを作り続けたいと思っています